高校受験 併走母のつぶやき

早慶附属高校、都立トップ高、2020年2月の高校受験に向けて → 2020年4月早慶附属高進学の上の子 & 2022年2月高校受験の下の子、の記録

甲子園につき、番外編

大変ご無沙汰しております。


前回で「最後のブログ」だったはずなのに、、甲子園で盛り上がり、ついつい出て来てしまいました。

興味のない方はスルーされてくださいね。


春の選抜に続いて、塾高が激戦区神奈川を制し夏の甲子園キップを手に入れました。


私はもともと高校野球ファンなので、塾高も志木高も県大会の予選から応援していました。( 今年は西東京早大学院も、準決勝まで勝ち進みました。これもすごいこと!)

今の時代は、地方予選からネットで中継されるのが素晴らしいですね。

神奈川県大会決勝「塾高vs横浜高校」は、ハマスタにてウィング席が解放になるほどの入場者数、それはそれは「熱い」試合でした。


そして甲子園。もう初戦から「え?決勝戦?笑」とおぼしきアルプススタンドからの大大声援。もちろん、女子高バトン部もOGと一緒に駆けつけていました。
アルプス関係者席3100枚は、なんと2分で完売になったとか。

現地で応援できないのが残念ですが、声出し応援解禁の夏に、こうして一緒に盛り上がれることがとても嬉しいです。


甲子園では二回の表裏位のタイミングで、各校応援団の校歌斉唱があるのですが、なんとなくテレビのこちら側でもきちんと座り直して「見〜よ〜〜」なんて口ずさんでいたら、、

「え? ママ塾歌歌えるんだ〜?w」

「すげーーww 俺忘れてる!」

なんて、子供達にからかわれたり。
各々、多少の温度差はあるながらも、家族でワイワイガヤガヤ応援しています。


さて、塾高野球部。勝ち進むにつれて、

「文武両道とか言ってるけど、実はスポーツ推薦で全国から集めてるだけ」

みたいな話をネットで見かけます。


厳密に言えば塾高にはスポーツに特化した推薦制度はありません。ただ、野球部にも、推薦制度を使って入学した子達はいるでしょう。

数年前、早稲アカで聞いた説明では、

「野球、その他スポーツ、芸術系、学問等、全国レベルでの秀でた実績を持っていないと塾高の推薦は厳しい」

とのことでした。
確かに、志木高や早大学院の推薦制度と比べると、少し様相が異なります。

しかし、推薦の出願条件「内申の評定38以上」は、全国レベルと評されるほど野球に時間を割いて打ち込んで来た子達にとっては、なかなか厳しい条件ではないでしょうか。
( 38って、全教科オール4+2必要ですからね(^^;; )

そして入学後も、留年の条件は一般入試組と全く同じ。
塾高では、毎年大量の留年者が出るのは有名で、同じ学年で二度留年になれば退学です。

卒業後は全員が大学に進学できるため、進級時にある程度スクリーニングされるイメージですね。

ですから、推薦で塾高に入学し、野球部の活動をキッチリこなしながら無事に卒業できる、というのは、例えば公立中の全男子生徒を対象にするならば、やはり上位層にいる生徒だけだと思います。

プラス「野球の腕が全国級」となると、スカウトしようと探すのも、なかなか難しいことでしょう。


塾高野球部、「文武両道!」と、胸を張って言っていいのではないかと(^^)v


塾高の試合に限らず、甲子園って本当に一試合一試合にドラマがあり、時には対戦相手にも感情移入したり、、どの試合も涙腺崩壊してばかりです。( 老化現象ですね。)

毎年のお楽しみが、今年はいつにも増してワクワクハラハラの夏。塾高ナインに心から感謝です。


日本一目指して頑張ってください。

最後のブログ

AIさんのアルデバランを聞くと、当時見ていた朝ドラ『カムカムエブリバディ』と、昨年の下の子の高校受験がリンクして思い出されます。

本番までのカウントダウンが始まる中、
「このドラマが終わる頃には、もう全ての結果が出ているのだなぁ…」
と、いつも頭のどこかでは、そんなことを考えながら見ていました。

早く時が過ぎ去って結末を知りたいような、このままずっと、最終盤、必死に頑張っている下の子の姿を見守っていたいような、そんな少し矛盾した感情だったような気がします。


東京近郊の高校受験は私立、国立はほとんど区切りがつき、あとは公立ですね。

ずっと目標だった第一志望として受験する子、無念の結果を受けての雪辱戦の子、受験生達みんな頑張ってほしいです。


上の子が高校卒業を迎えることもあり、今年の2月12日は、三年前と一年前、上の子と下の子それぞれの合格発表を懐かしく思い出していました。

第一志望の高校に合格できても、三年の月日とは、まぁなんと早いことでしょうか。

でも、自分の人生の中のワンシーンとして、あんなにも喜びに溢れ、心から報われたと思える瞬間があったことを、二人には忘れないでいてほしい。
そして私も、あの瞬間、共に喜びを分かち合えたことを子供たちに感謝したいです。


まだこれから発表は続きますが、無事に合格を手にされた受験生&親御さん方、本当におめでとうございます。

上の子を思えば、あの合格発表から始まった三年間の日々を今から、ましてやコロナの規制が緩和された状態で味わえるお子さん達がうらやましいなぁ、と心から思います。

後悔のないよう、全力で高校生活を楽しまれてくださいね。


そして、
上の子と同学年の子達、中学受験で中高一貫校に進んだ子、高校受験で進学校に進んだ子と様々ですが、推薦含め、既に大学が決定した子達の報告もチラホラと聞くようになりました。

みんなすごいなぁ…♫

これから3月にかけて、更にすごい知らせがどんどん飛び込んでくるのでしょう。

嬉しいニュースを聞くたびに、本当に15歳時点の高校受験なんて単なる一通過点にすぎないのだと、つくづく思い知らされます。

みんなそれぞれの場所で頑張っている。理屈ではそうわかってはいたものの、実際に高校受験から三年後のこの時期を迎えて、身の引き締まる思いでいます。

そういう意味では、大学受験も、就職活動でさえも、きっと同じなのでしょうね。

だからもし、高校受験で涙を呑む結果となってしまったとしても、まだまだ全然!未来は本当に「ここから」なのだから、と伝えたいです。


子供達より大分長く生きている自分達ですら、なんとまだ人生中盤。
そう考えると人の一生って短いようで相当長い。
高校受験なんて、人生初期段階のほんの一瞬の出来事なんですよね。


さて、上の子の高校受験から始まったこのブログ、ちょうど彼女も高校を卒業、区切りとしてここで幕を閉じようと思います。

このまま、どさくさにまぎれて私の趣味を勝手につづるブログに、、とも一瞬思ったのですが(笑)


ほとんど更新もない中、訪れてくださった方々、今までありがとうございました。

それぞれの高校受験の後、子供達みんなに、心豊かに過ごせる人生が待っていますように。

「かがみの孤城」と巡り来る受験シーズン

映画「かがみの孤城」を観に行きました。

たまたまテレビで紹介していたので、ネットの口コミを見てみたら、、え、こんなに評価が高いの??とビックリ。一気に観たくなりました。

夕食後、レイトショーに一人でサッと行くつもりが、子供達も観たいと言い出して一緒に出かけることに。
最後に三人そろって映画館まで行ったのなんて、アナ雪?ドラえもん?いや、クレヨンしんちゃんだったかな…?
子供達もいるなら、と映画館ではコーラやポテト、ポップコーンも購入。なんだか思いがけず楽しいお出かけとなりました。笑

そしてネタバレになるのであまり書けませんが、、やはり観に行ってよかったです。
最後は、なんとも言えない切なさと感動が入り混じった涙、涙。

原作は数年前、当時中学生だった上の子にお勧めされ読了済み。そういうことだったのか…と、その見事な終わり方に当時も感動。でも、アニメにはアニメの良さがありました。

そして、賛否両論あるようですが、芦田愛菜ちゃんの「オオカミさま」は非常に適役と感じました。
まんま愛菜ちゃんの声なのですが、笑、それが違和感なくあのオオカミさまの役と融合しており、彼女の代表作の一つになるのでは?と私的には感じるほど、印象深い役だった様に思います。


さて、前回のブログからまたずいぶん時が経ってしまいました。


秋には上の子は最後の、下の子は最初の、それぞれの文化祭へ行き、楽しませてもらいました。

その後、上の子は高校生活最後の三者面談も終えて( 志望学部内での現在順位など、進学についての話が中心でした )、本人の登校日ももう、2月にHR一日と、3月の卒業式を残すのみ。学部の発表は2月、おそらく希望の学部に通るのではないかと思われます。

コロナで様々な制約も多かった三年間でしたが、こちらの学校で得られた経験や友人達、全てに感謝しています。

大学受験をしなくて本当によかったのかな?なんて、高校受験終了後には考えたりもしましたが(←私が勝手に)、今となっては、本当にこの学校に進学できてよかったと、その選択に一片の悔いもありません。


そして下の子は、相変わらず学校が楽しくて仕方ない様子。
ふーむぅ、附属の男子校ってこんな感じなのね?と感心するくらい、せっせと予定を立てては友人達と出かけています。もしかして、女子よりマメかもしれません。笑

もうすぐ一年生最後の定期テスト、同じくらい熱心に勉強もしてくれないと困りますね。

下の子、「御校で大学受験に縛られない深い学びを、、」と、願書に記入したような学びの探求とは今のところあまり縁がありませんが、笑、毎日が楽しく充実している、と本人が感じているのなら、私としては現時点ではそれでOKと思っています。



そして、昨年の下の子高校受験からあっという間に一年が経ち、再び受験シーズンに突入しました。

受験生の方たち、ここまで苦しい時間を過ごして来たかと思います。
ゴールまであとひと息ですね。


昨年を思い返すと、、
下の子、前哨戦の立教新座高校には、入学金を払込みませんでしたので、早慶全滅なら東大宮にある栄東高校に通うことになっていたと思います。

都立高校にも一応出願はしました。
もし都立を受けるなら、早慶の結果が出てから数日間理社を詰め込み特攻受験、、という青写真になっていたのですが、実際、あの受験時のメンタルを考えると、もうそれはできなかったろうと思います。
なにより、本人に都立高校への思い入れが全くなかったので。

そうは言っても、家から東大宮の学校までは1時間半以上。志望校全滅後に、さあ大学受験!と気持ちを切り替えてあの距離を通えるのだろうか?、、実際、本当に通うイメージは最後まで持てないままだったのです。

自分はmarchの付属には行かない、と本人が決めたからこその受験スケジュールでしたが、今から振り返ると、まぁ結構な博打を打ったもんだなぁ、、とも思っています。(汗)

でも、「きっと大丈夫」って心のどこかで信じていたんですよね。本人も。そして私も。


この先の本命校に向け、もし今、自分がギリギリの位置にいると感じて心が弱くなっているとしたら、そしてそれが当日の試験にまで影響を及ぼしてしまったとしたら、それは本当にもったいないことだと思います。

当たり前のことですが、塾内でもクラスの上位から合格者が決まって行くわけではありません。

受験の神様がいるのか?、当日の紙一重の何かで差がでてしまうのか?、意外な子が合格し、意外な子が残念な結果にもなる。
実際、全ての結果が出てから合格者の内訳を見てみると、え??と、結構カオスな状態だったりするものです。

ですから、もう模試の偏差値や過去問の点数は関係ない、受験する限り自分にも必ずチャンスはあるのだと、強い気持ちで受験されることが何より一番と思います。
本当にチャンス、あると思います。


親御さんも受験生達も、あと少し。
心より応援しています。


余談ですが、、応援といえば、

塾高センバツに出場決定しましたね。また、女子高バトン部も甲子園まで駆け付けるのでしょうか。
春の楽しみができましたので、こちらも陰ながら張り切って応援したいと思います。

それぞれの早慶附属高生活、そして「早稲アカばっかり!」

たいへんご無沙汰しております。


下の子の高校受験終了でもう最終回、というノリだったこのブログ。
なんと前回の更新からもう半年以上、、本当に久しぶりに覗いてみました。

まだ見に来てくださっている方達がいらっしゃるのだと、アクセスを見てびっくりです。
ありがとうございます。


もう受験生の親御さんの参考になるかはわかりませんが、その後の子ども達の様子など、また細々と書いて行こうかなと思います。



さて、高3上の子は今週は最後の運動会でした。

上の子の学校、運動会では三年生だけ体操服の背中に手作り装飾を縫い付けることが許可されており、クラスでおそろい、部活でおそろい、仲良しの子達とおそろい、とたくさんのアップリケ (って死語ですかね…笑) を、縫い付けた体操着を作って、張り切って出かけて行きました。
(運動会は親の見学はありません。)


−ところで、種目は何に出るの?

−ん?えっとね。あれ、なんだっけ?

と、競技よりも、ほぼ友人達と背中を並べた写真を撮りに行くのが目的、という感じの運動会でしたが、笑
まぁ、楽しければそれでよし!ですね。


上の子、残る行事は十月に行われる文化祭のみ。
コロナ元年の二年前の春、期待と不安、胸いっぱいに入学した憧れの高校の制服を着られるのも残りわずか、、時が経つのは本当に早いです。



一方、今春に高校受験を終えた下の子。

無事に志望校に入学し、忙しい日々を送っています。
部活がない休日も、まぁもうあきれるくらい友達と出かけてばかりで全然家におりません。

勉強は、そっちのけ、まではいかないけれど、そこそこ?試験前はとりあえず?そんな感じで過ごしている様です。笑

受験後でしたので、私もガミガミ言いたくなくて放置して来たのですが、年度末の成績次第では、ガミガミ母の復活ですね (-_-;)


先日下の子の部屋を掃除している時、机の端に日記らしきキャンパスノートがおいてありました。

どうやら一年ぶりに日記を書いたばかりだった様で、最新ページには、


「久しぶり、一年前の俺。今は◯◯高校に通ってます。とりあえずめっちゃ楽しい!!
でも男子校だから女子がいなくて華がないけどね〜」


と書いてありました。

日記、読んじゃダメですよね。

でも、ひと目で見える場所に置いてあって、しかも表紙に黒マジックで「Don’t Read!! 読・む・な!」って書いてあるんです。(思わず吹き出しました。)
これは読め、以外のなにものでもない…、とコソッと読んでしまった次第です。


高校受験の慶應男子は、塾高と志木高が両方受かった場合、どちらを選ぶべきか悩みますよね。
我が家は、若干距離の差はあるものの両方とも通学圏内でしたので、入学を決めた後も、(本当にこれでよかったのかな?)と、私には少し葛藤が残りました。

でも、その日記を読んで、

そっかぁ。そんなに学校が楽しいなら、今の学校に入れて本当によかったなぁ…

と、私も嬉しくなりました。


ところで、タイトルにあるのは入学式の次の日、帰宅した下の子に「クラスはどんな感じ??」と聞いた時の返事です。

私は決して早稲アカの回し者ではありませんし、もの申したい出来事も三年間にいろいろとありましたが、、実際、クラスの中はそういう感じの様です。


昨年の今頃は、早稲アカ怒涛の夏休みを終え、夏の終わりの必勝選抜をクリアし、さぁここからだ!という時期だったかと思います。

とは言え、ピリピリしていたのは私だけで、下の子は秋の間はいたって呑気でした。

夏休みは塾のメンバーだけで過ごすため気合も入ったのですが、9月に新学期が始まってからは、一転して気が緩んでしまった感じが見て取れました。

ただ、受験に向けて猪突猛進の早稲アカに対して、公立中学校のノンビリした雰囲気。そのギャップに上手く対応するのは、こちらが思っているより大変なことだったのかもしれないです。


そして、早稲アカと言えば、懐かしのTクラスのメンバー達。

実は今でも仲が良く、進学先はそれぞれ違えど定期的に皆で遊びに出かけています。
自分の学校の世界だけでなく視野も広がりますし、こんなつながりもずっと続いてほしいなぁと思っています。


早稲アカ時代の面談で先生から、

下の子のTクラスは男女とても仲が良く、例年になく雰囲気がいいクラス。いい意味でお互い高め合えていると思う。このクラスがどう進んで行くのかすごく楽しみ。

と、そう聞いていました。

そして、先生のおっしゃっていた通り、大規模校舎ではありませんが、今年の下の子校舎の進学実績は例年に比べとてもよかったと思います。

ただ、やはり女子は厳しかったかと…

下の子より上位にいた優秀なお嬢さんでも、女子ですと早大本庄含め早慶残念なケースが多かったです。


高校受験女子の最上位層は、最後まで5科を捨てない子が多い印象ですが、理社をやって、都立トップを受けられる内申を確保して、早慶女子向けの3科の勉強もする、、って本当に大変なんですよね。

実際、入学後に聞いてみると、上の子の同級生では、理社を捨てて3科に絞っていた、という女子が意外にいたそうです。

女子は厳しい、からこそ、早慶附属高が第一志望の場合は、5科のまま行くのか3科に絞るのか、特にギリギリの位置にいる場合はそこも重要な決断になるのでしょうか。



さて、久しぶりのブログ、また長くなりました。

この時期、受験生ですと学校の内申や確約校の確保など、受験勉強以外でまだいろいろと気をもむ頃ではないでしょうか。
もう本当に、あれやこれやと面倒ですよね。。

公立中の内申ていったい何だったんだろう?と、今でも思います。
「100点取っても4がつく」って都市伝説かと思ってたら違うんだ〜、と下の子が証明してくれましたので。


親御さんも心が疲弊する時期が続くと思いますが、ほどほどにリフレッシュしながら乗り切られますよう、願っております。


ではでは、また。

宴の終わり 後編

(前編からの続きです。)



話が前後しますが、雪だるまを作る前の数時間、早稲アカ校舎の校長先生と志木高の一次合格者とで、zoomにて面接の練習がありました。

そのzoomの待合室にいたメンバーを聞いて、私はますます不安にかられました。
開成&筑駒チームや、3科でも常に早慶選抜にいたトップレベルの子達の名前ばかりだったからです。

下の子と一緒に楽しく必勝会場に通っていた仲間達はどうしてしまったのだろう…。
志木高を志望していたはずだし、みんなそれなりに得点できそうなものなのに、うちだけが一次を通ったのだろうか。
もし下の子がギリギリの位置にいるのなら、このまま進んでも二次でダメな可能性が高いのだろうか。

口には出しませんでしたが、不安ばかりが増大し、一人で頭の中がパニックになっていました。



そして迎えた11日。

泣いても笑っても早慶附属高の入試はこの日で全て終了します。

志木高の面接は雪の影響で時間帯の変更があり、下の子はかなり遅いグループになりました。

あと少しで早大学院とダブル受験できそうなタイミングでしたが、やはり不公平が生じないよう、それはできないように配慮してあるのかと思います。


開始が遅れて時間が押しているはず、きっと「対策も全部無駄だったね。」というくらい、あっさりした面接で終わるのでは?と予想していました。

が、時間は5分ほどだったようですが、本人の感覚的には思ったよりずっと密な面接だったようです。


軽く自己紹介、併願校についての話、そのあとに、願書に記載した内容について、かなり突っ込んで聞かれたそうです。(主に志望学部や、その学問に関して。他に記載した志望動機について。)


願書の内容を聞かれることは想定していましたので、自分の思いを伝えられるよう対策はしていました。
ただ、推薦の面接ではないので、そこまで突っ込まれるとは思わず、、やはり願書に書いたことは、相当練ってから面接にのぞんだほうがいいかもしれません。

そもそも志望学部などの話も、「具体的に書かなきゃダメ」と早稲アカの先生に何度も添削を返されて、苦肉の策で記載した話(嘘というほど的外れな内容ではない )だったのです。


下の子は少しガッカリした様子で帰宅して、

難しくて2問答えられなかった。他もあまり自信ない。(←筆記試験じゃないんだから。笑、と思いましたが。)
「すみません。わかりません。」と言ったら、「じゃあ高校に入ってから考えようね。」と面接官の先生に言われた。あれは、別の高校で考えてね、って意味なのかなあ。

なんて言っていました。


「まぁ大丈夫よ。よっぽどヤラカシてなければ基本は試験の点数だから!」

と元気づけたつもりが、

「よっぽどヤラカシたかも、、、」

「…… (^^;
でも、やれることはやって面接受けたんだし、もうそれでいいんじゃない?」


たとえ質問に上手に答えられなくても、受け答えの様子などから、下の子の中の誠実な部分が先生方に伝わってるといいなぁ、と、祈るような気持ちで翌朝を迎えました。

今年は塾高の面接がなくなりましたので、翌日12日に一気に運命の発表です。



まずは10時に志木高。

正規合格がもし無理でも、補欠の番号を早く知りたい。可能な限り上の補欠番号だといいけど…、ドキドキするねぇ、、とクリック。


「合格おめでとうございます。」


え?

受かってるの???

やったーーーっっ!!!!!!!


思えば、この朝の合格がなにより嬉しかったです。ここで正規合格をいただけて、あとは気持ちが一気に楽になりました。


続いて13時の塾高

こちらは予想得点的に志木高より可能性が高いだろうと思っていたので、あちらが正規ならこちらも…?と、期待しながらクリック。


「合格おめでとうございます。」


おーーーーっ!!
すごい!!!!


最後に17時の早大本庄

ここはもうリラックスした雰囲気で、「ここまで来たら全勝したい。」と下の子が言うので、「うん。確かにね。なんかイケそうな気がしてきたね。」なんて話しながらクリック。


「合格」


の二文字を見て、この時点で下の子の高校受験は全て終了しました。

そして合格をいただけた中から、第一志望だった高校に進学を決めました。



下の子、早稲アカでの必勝は早慶アルファ。選抜には一度も上がれず終了しました。

ですから、早慶全勝というのは、下の子にとっては出来過ぎな結果、と言っていいと思います。
実際私も、本庄以外がどこか受かればそれで十分だと思っていました。(地理的な問題です。)

秋になってもまだ、どうにも本気エンジンがかからなかった下の子でしたが、最後の最後、12月&1月は鬼気迫る様子で頑張っていたので( ←遅い )やはりそこで伸びて、一番いい状態で受験を迎えられたのかなぁ、と私的には分析をしています。


下の子は、実は過去問もそんなにやっていませんでした。
早稲アカの授業中にやった分、がほとんどだと思います。

上の子受験時の、ボロボロになるまで過去問をやりこんだ成功体験を見ていた私は、もっと過去問をやらなくちゃ合格できないよと、何度も下の子とバトルをしたのです。
でも下の子は、過去問の問題はもう二度と出ないから、自分は必勝テキストや他のことをやる、と。購入した過去問は、ほぼ綺麗なまま終了しました。

今年の早慶附属高は問題の傾向が変わった様子ですので、過去問に重きをおかない下の子の方針も功を奏したのかもしれません。


だから受験って、本当に一人一人違うんだなぁ、と、つくづく思います。



思えば、一昨年受験の上の子から今回の下の子まで、準備期間も入れたら足かけ何年?、子供達の高校受験もこれで終了です。
そして子育ても、もう少しでゴールが見えて来ます。

だから高校受験は、私が子供達に併走できる最後の長い長い一大イベントだったように思います。


今はまだ家の中に、合格の興奮覚めやらぬ雰囲気が残っていますが、これも少したてばまた普通の日常に。

上の子を見ていても痛感しますが、せっかく勝ち取った志望校の合格を、生かすも殺すも今後の本人次第。
どの道に進もうと、結局、そこで頑張ることからは逃げられません。



東京はまだ明日、都立高校の受験がありますね。

周りが決まっていく中、最後の最後まで頑張って来た受験生達が実力を存分に発揮できますよう、心よりお祈りしています。

宴の終わり 前編


ブログに訪れていただきありがとうございます。


前回の更新、立教新座の受験日から本当にあっという間、瞬き一つしたら今日になってしまっていた、という感覚です。


下の子、先週無事に全ての受験の終え、進学を決めた高校に手続きにも行って来ました。

来年以降の受験生のかたの参考になるかわかりませんが、経緯など記してみたいと思います。



早慶前哨戦の立教新座高校は、無事に正規合格していました。そして本人に再度確認し、やはり手続きは見送ることにしました。

でもここの合格を見た時、私の予想よりもはるかに、下の子が嬉しそうにしていたのが印象的でした。
おそらく、これから始まる早慶連戦で自分はじゅうぶん戦えるのだと、その資格を得たような気持ちになったのではないでしょうか。

ですから、たとえ進学する意思がなかったとしても、やはりこちらの学校を受験してよかったと思っています。


そしてこの発表のあたりから、週間天気予報では2月10日に雪予報が出て、ずっと気をもむ日々でした。かなり降るのであれば、10日だけでなく11日にも響くかもしれません。

我が家の車はスタッドレスを履いていますが、電車が遅延するような雪になったら、事故続出の雪道を送っては行かれません。
スノーブーツをあらたに購入したり、カイロを買い足したり、ささやかな準備を進めながら、「とりあえず朝、なんとか会場までたどり着けますように。」と祈りながら過ごしました。



そして迎えた早慶初戦、7日の慶應志木高。大学三田キャンパスでの受験でした。
もし下の子が、志木高か塾高から理系学部に進むことになれば、このキャンパスに入れるのは、これが最初で最後のチャンスかもしれません。笑

試験後の本人の感想。
数学が難しかった。(←頼みの綱)しかも、絶対落とせない問題でミスったから30点くらいしか取れてないかもしれない。英国はまあまあ。感覚的には3科190〜200点くらい。

そっかぁ。うーん…。一次はきっと通るよね?
二次はどうだろう。


一日空いて、9日は早大本庄早稲田大学早稲田キャンパスにて受験。

問題用紙を持って帰って来たけれど、次の日にまだ塾高があるし、答え合わせまではせず。英語が難しかった。体感では志木高と同じくらいの点数とのこと。

こちらの学校は高得点勝負とよく聞くから、その点数では厳しいのか?補欠には入るかな?


10日、慶應義塾高校。心配していた雪は、朝のうちは雨でなんとかOK。念のためかなり早めに出発し、日吉のスタバで時間をつぶしてから会場入りしました。

英語が難しかった。いつも出る超長文ばかりを気にしていたけど、今年の長文は短かった。でも意味がよく取れなくて苦戦した。数国は結構できたと思う。210点くらいはいってるはず。

本人の手応え的にはそんな感じでした。


そしてこの日の13時に志木高の一次発表がありました。
無事に合格しており、まずはひと安心。
でも、二次でもそれなりの人数が落ちますので、今度は「さて、どの位置で一次を通過しているのだろうか?」と、そればかりが気になりました。


志木高の一次があまりにギリギリであったならば、二次に進まず早大学院を受験、というケースも想定はしていました。小論文が苦手なので、学院向けにその対策も土壇場(2週間前くらい)になってやり始めました。

でも志木高の予想得点もそこまで悪くなかったし、実際一次に通ってしまうと、やはりその選択はできませんでした。
(なにより本人が、自分は志木の二次に行く、と決めていましたので。)


その日の夜、あれ?下の子いない??と思ったら、ワンコと一緒に外に出て、玄関の前で少ない雪をかき集めて、雪だるまを作っていました。笑

早慶連戦の筆記試験をようやく終えて、ちょっとリラックスした気分になっていたのかもしれませんね。




(書いていたらダラダラと長くなってしまいましたので、分けます。後編に続く。)

クライマックス直前期

ブログに訪れていただきありがとうございます。

ごぶさたしております。

と毎回書いている気がしますが、あっという間に、この高校受験ブログも最終盤を迎えようとしております。


予測はしていたことですが、コロナのオミクロン株で、さあここから!というこの時期に、感染者数が大変なことになってしまいました。

上の子の時は、ほぼ中学校を休まず(確か本命校前後数日)受験期を乗り切りましたが、下の子は、1月の確約校から2月の受験終了まで学校をお休みすることにしました。

彼は三年間皆勤を目指していましたので苦渋の決断になりましたが、担任の先生にも「ベストな状態で受験を」と、快くご理解いただき感謝しております。



本日は、早慶前哨戦とよく言われる、埼玉の立教新座高校を受験。

英語のリスニングが結構難しいと聞いていたのですが、対策ゼロでの受験となり少し心配です。

こちらの学校、合格しても手続き金の払込みはしなくていい、と本人から言われているのですが、合格であったならやはり悩んでしまいますね。
(だったら受けなくていいのでは?という話し合いも何度もしたのですが、塾からの勧めなのか?本人の希望で受験しました。)



少し遡りますが、、1月の埼玉、栄東高校では、確約の通りA特待(一年間学費無料)で合格をいただきました。

その後、特待生選抜にも挑戦しましたが、結局選抜での得点も確約と同じ、A特待という結果でした。

でも、家で黙々と勉強するよりも、特待生選抜を受けることでリフレッシュできたでしょうし、点数開示もありましたので、本命に向けて見直すべき課題も少し見えたり、こちらも受験してよかったと思っています。

栄東の相談会では、この駿台の成績なら特待生選抜でS特待が取れると思いますよ、と先生がおっしゃっていましたが(セールストーク?笑)、あと少し得点できていたなら、なんと百万円以上も金額に差が出るのですから、AとSの間の壁は思った以上に厚いのかな?なんて考えています。



1月中は、郵送の願書提出を終えるまでずっと落ち着きませんでした。

上の子の受験時にも痛感しましたが、慶應系はどこも願書の記入にとても時間を取られます。WEB出願になりましたので、失敗してもプリントアウトして書き直せる、という点は2年前より気が楽になりましたが、本当に何通も何通も書き直しをしました。

慶應の男子は一般でも二次で面接がありますので、聞いてほしいことをチラつかせながら記入するよう、下の子と一緒に内容を考えました。

国語力がない下の子。咄嗟の判断で気の利いた返答などできませんし、思いもよらぬ質問をされる前に、願書の内容の質問だけで時間切れになってほしい、、と願っているのですが、なかなかそうもいかないかな…
いや、その前に二次まで進まないといけません。笑

大らかでアバウトな校風かと思えば、こうした入学願書でのこだわりも見られたり、そこらへん全て含めて学校のカラーなのでしょうね。

早稲田系は出願に手間要らずで、本当に助かります。



そして、長かったのか短かったのか、三年間の早稲アカ生活ももう終わりを迎えます。


二年前、上の子の早慶初戦となった早大本庄受験日。各塾の応援を通り抜けた先、早稲田大学正門前に陣取った早稲アカの巨大応援団にびっくりしたものです。
「す…、すごいねこれ、、」と。
なんと言えばいいのか、まぁ、圧巻の眺めでした。


上の子は個人塾に通っていましたのでもちろん応援団はいませんでしたし、本人もそれは淡々と受け止めている様子でした。(心の底から気にしていなかったのかは、よくわかりません。)

「わかってるだろうけど、応援なんて合否になんの関係もないよ。それより、こんなにたくさんの応援団が集まるほどすごい高校を自分は受験するんだ!って前向きに。いってらっしゃい♪」

と私も、全く意に介さない体で上の子を送り出しながらも、

(二年後の下の子は、ああやって直前に先生達から激励してもらえるのだなぁ。)

とひそかに安心する気持ちもあったのです。

でも今年も、昨年に引き続き応援団なしの受験会場となります。
もしかしたら、コロナを機に大手塾の応援がこのままなくなった方が、全ての受験生にとってフェアなのかもしれませんね。


中3夏季合宿もなく、最後の早慶必勝も全員zoom受講、当日の入試応援もなく、合格発表も全てネット。
最後まで寂しく終わってしまう早稲アカ生活 with コロナですが、まぁそれも本年度受験生の運命なのでしょう。



大変な時には、
「かえってよかった。これはおもしろいことになってきた。」
そう考えることが大切だ、と、上の子が高校受験時代、塾の先生からそう言われていました。

とにかく勉強量が少なく、なかなか受験に対する自覚が芽生えなかった下の子の高校受験では、この言葉に私が大変助けられました。


2年前、今でも覚えている上の子本命校の受験番号。掲示板を見に行った上の子が、「受かってたよ!」と戻ってきたあの光景がまだ頭に焼き付いています。

下の子にはどんな結果が待っているのか。
彼にとって一番ベストな選択だったな、となりますように。


本年度高校受験生の同志の皆様、とにかく最後まで、無事健康に乗り切りましょう。

そして皆それぞれの、素敵な桜が咲きますよう。

カムカムエヴリバディとTOEICと確約校


また気がつけば前回書いたブログから1ヶ月以上、、このようなブログを訪れていただきありがとうございます。

受験生がいる秋は、いつも以上に時の流れを速く感じますね。



さて、私の最近のお楽しみは、11月から始まったNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」。

かつてこんなにハマった朝ドラがあっただろうか、というくらいに毎朝号泣、ハートを鷲掴みにされております。

この時間帯、下の子がまだ家にいる(中学校は徒歩数分)ことが多いのですが、カムカムをゆっくり一人で鑑賞したくて「早く行けばいいのにぃぃ〜〜。」という視線を毎朝彼に送ってしまい、朝ドラに夢中で見送りもそっちのけです。笑


この朝ドラ、NHKラジオ英語講座を通して三世代の女性達を描いて行く、という触れ込みをどこかで見て、昔よく聞いていたNHKラジオ英会話を思い出し興味を持ったのです。

当時、大杉正明先生のシブくて優しい声にいつも癒されていたのですが、なんとこの朝ドラと連動した期間限定のラジオ英語講座を大杉先生が担当されており、そちらも楽しみに聞いています。

お元気そうな声が聞けて嬉しい。

今はリアルタイムじゃなくても、アプリでラジオを聴けるのでとても便利ですね。



そしてその英語ですが、どうせなら準一に引き続き英検一級まで頑張ろうかしら…?なんて欲が出て来ました。(私に、です。私じゃなくて子供達に欲を出してほしいのですが。)

準一の一次試験ではあんなに大変な思いをしたのに、まったく、喉元過ぎれば…なんですけどね。汗


そして文法の復習も兼ねて先にTOEIC900点をクリアしよう、と最近はそちらの勉強をしています。


abceedというアプリを使って勉強しているのですが、紙の本&CDの組み合わせと比べたら、まぁなんと楽なこと。

今の子達はこんなに便利なものを使って英語学習できるのか、と、隔世の感があります。

このアプリの予測スコアでは900オーバーなのですが、あてにならないとの口コミもあり、笑、とりあえずのんびりやって行こうかと思っています。


私が文法事項に精通していれば、この先、高校や大学でも子供達に聞かれた時にすぐに説明してあげられるし、とも思い、、

まぁ上の子は、学校のスーパーな友人達にわからないことは全て聞けるので、私の出る幕でもないのですけどね。


ちなみに上の子、中学の時と一番変わったのは、この「学校の友達と一緒に勉強する」という行為かなと思います。

ファミレスなどお店に寄ってやったり、家でもLINE電話を数時間繋げたまま勉強していたり(あんまり相手が静かだと寝落ちしているからお互い起こすらしい。笑)

例えば、英語を教わって物理を教える、など、持ちつ持たれつで助けてもらっているようです。

優秀な友人達のおかげで塾いらずで、本当に助かっています。



そしてまた受験以外の話ばかりになってしまいしたが、、タイトルの件、下の子の確約校の話です。


埼玉の東大宮にある高校。先日の相談会で、無事に望んでいた形での確約をいただいて来ました。
これでホッと一安心です。

思い返せば2年前、上の子も同じ学校で確約をいただきました。

遠いんですよね。
それが一番のネックです。

でも2年前にもさんざん調べましたが、他にここ!と言う確約校を見つけられず、、もしもの時にはありがたくお世話になるつもりです。


そして、上の子の場合は最後の都立が鉄板と思われたので、確約校の特待生入試は検討しなかったのですが、下の子にはこちらも受験させようかと考えています。

特待生入試でだけ得られるS特待の資格(3年間授業料免除)、とても魅力的ですよね。笑

それをお守りに、本命校も頑張れたらベストかなと思います。


このブログを訪れてくださっているのは、受験生の親御さんが多いのでしょうか。

もうすぐ内申も確定し、いよいよ冬に突入しますね。
ブログのタイトル、併走母もあと少しです。

出願手続き等、こちらがしてあげられることをぬかりなく準備したら、あとは見守るだけ。

まずは健康に、そしてなにより本人が納得いく形で、入試本番を迎えてほしいと思っています。

コロナワクチン副反応と文化祭


またご無沙汰してしまいました。


9月は私が体調が悪い期間があったりで、バタバタしている間にいつのまにか10月も半ばに。

このようなブログを訪れてくださって、ありがとうございます。



書きたいことがたまってしまっていますが、、タイトルの件は、少し前のことでお恥ずかしながら私のワクチン副反応の話です。


9月に打った、コロナワクチン2回目。

接種当日から胸の圧迫感と息苦しさを感じ始め、それがどんどんひどくなり、翌日近所のクリニックを受診しました。

辛くて眠れないほどだったのですが翌日まで待ったのは、正常バイアスと言うのでしょうか。まさか自分にだけは重大な副反応など起こるはずがない、と過信もあったからと思います。


しかしクリニックでは、

心電図に問題あり、カテーテルか何かすぐに処置が必要な状態かもしれない。病院を探して救急車を呼びますので、このままお待ちください。

と、
え…嘘でしょ…、の診断でした。


救急車の中でも、心電図を取りながら様々な質問を受け、昨日2回目のワクチンを打ったばかり、と話すと救急隊の方達の様子が変わり、

え?昨日打ったんですか??
昨日の何時に打ちました?
どこのワクチン?

と次々に聞かれ、

だいたい〇〇時間後から始まるから…
2度目だし、これ今病院に言ったほうがいいですかね。

の様なやりとりも聞こえて来たので、報道などで聞くよりもワクチンによる心臓の副反応(に伴う救急車の要請)は日常的に起こっているのではないかな、と感じました。


結局、様々検査をしていただき、命にかかわる緊急な状態ではないと、通院での経過観察となり事なきを得たのですが、、

今回出た症状、やはりタイミング的にワクチン副反応が強く疑われ「3回目はおすすめしません。」と病院で言われましたし、私自身も、もう怖くて次は打てないなぁと思っています。


そして、下の子受験まであと数ヶ月、保留になっていた子供達のワクチンもどうすればいいのやら、、本当に悩ましいです。
(今回の私の件もあり、本人達は打ちたくないと言っている。)


これは余談ですが、、当日救急車が到着するまでクリニック内で約20分ほど?

呆然としながらも、なにせ心臓、万が一私がこのままいなくなったら… 真っ先に困るのは下の子の高校受験だろう、と考えました。
( 主人は高校受験の知識ゼロ )

とりあえず病院に移動して検査する旨と、あとは、ここから下の子受験までの流れと親側がしてあげてほしいこと、とにかく思いつくまま一心不乱に入力して家族LINEに送信。


そう考えると、受験のみならず、家の中で私しか知らない重要なこと、って結構たくさんあるんですよね。

いつ何が起こるかわからないから、本当に大切なことは主人と情報共有しておかないと危険だと、今回はつくづく思い知りました。


そして上の子は、まるで遺言かの私の長文メッセージを学校で見てゾーッとした様で、

大丈夫??
何時に終わるの?
結果がわかったらすぐ教えて。

と、何度もLINEが入っていたのを後から見て、とても申し訳なく思いました。

そりゃあ心配するよね。

とにかく伝えなくちゃ、と、家族LINEに送ってしまったのですが、子供達を巻き込んでしまって反省しています。


何の痛みもなく毎日普通に目が覚めて、ご飯を美味しく食べられる。

健康って何よりもありがたいものなのに、普通に過ごせている時って、どうしてそれを忘れてしまうのでしょう。



そしてすっかり元気になった私ですが、笑、先日は高2上の子の文化祭に行って来ました。

入学して初めての文化祭。
残念ながら一般への公開はなく、家族一名のみ招待可。

主人もちょっと行きたそうでしたが、、我が家だけでなく周りも、圧倒的に母が多かったです。


通常開催とは少し違うけれど、準備期間も通して上の子が一生懸命頑張っている姿を見れたし、写真だけでお馴染みだった友人達にも初めてご挨拶ができたし、受験生時代に憧れて何度も訪れた文化祭に、こうして在校生として参加しているのだなぁ、と思うと、やはり感慨深いものがありました。

そして、並んでいる時に近くの高3保護者のかたと少しお話ししたのですが、、今の高3は、高1の文化祭 → 悪天候のため一日のみ開催、高2→中止、高3→保護者のみ、と、やはり残念な思いを残す最後の文化祭となってしまった様です。

コロナ世代はどの学年の保護者も、もっと高校時代を満喫させてあげたかった、と無念のまま卒業となってしまうのでしょうね。


そしておまけで、茶道部で販売していたペンマーク入りの紅白饅頭を下の子お土産に購入。
縁起物ですので、早くも神頼みですね。笑

柏屋の美味しそうなお饅頭、帰宅して渡したら、ペロっとたいらげていました。


来年は、上の子と下の子、それぞれ通常開催の文化祭に是非遊びに行きたいものです。

ブルーインパルスと自習室と確約基準


夏休みも残り一週間、あっという間です。


そして昨日はパラリンピック開会式でした。

オリンピックの時は見逃してしまったブルーインパルス、今回は上の子と14時前からベランダでスタンバイしました。
雲が多くて見えないかと心配したのですが、待つこと5分位?、遠くからブォーーーーンと聞こえ、、雲より下の位置にバッチリ登場。

おーーーーぉカッコいいねぇ♪と、二人で大喜び。

向こうから見えているはずもないのに、嬉しくてつい手を振ってしまいました。



さて、

下の子の塾、夏季集中特訓後の夏休み後半は、コロナ感染者増加の影響で自習室が使用禁止になってしまいました。


自習室も行けなくなっちゃって、どうしても家でダラダラしちゃうんだよね〜。

と言う下の子。(あ、自覚あるんだね、と思いました。笑)

だから(塾の)先生にどうしたらいいかと聞いたら、家じゃない所で勉強してみたら?と言われたから、どこかお店に行ってやってくる。

と、一人でお店に入って食事をするなど未経験の下の子でしたが、近くのファミレスに自ら出かけて行き、快適に過ごせたようです。


どこどこに座って、モーニングは〇〇を頼んで、ドリンクバーとスープを〇杯飲んで、勉強していたらお腹が空いたから、お昼にまた△△を頼んで、そのあとデザートも頼んだ。
食べ物は全部美味しかった。
タブレットで頼むから注文しやすい。
お店の奥の方の席はずっと空いていて勉強しやすかった。
ごゆっくりどうぞ、と店員さんが言ってくれた。( ← 多分社交辞令だと気付いていない。)


等々、結構嬉しそうに詳細を説明してくれました。きっとこの夏唯一の彼の冒険談ですね。笑


しかし、、どんだけ食べてるんだか、ずいぶん高くつく自習室です。

でも、ほんの短期間ですし、家でダラダラしているのを見るよりは、私の精神衛生上もずっといいのでしょうか。


そして夏も終わりに近づき、下の子は、先週の駿台&今週の必勝志望校判定と、ここからは大切な試験が続きます。

彼は特に、5科のV模擬ではあまり高偏差値が望めないので、確約(併願優遇)には駿台が命綱。

上の子の時の基準を思い出し、とりあえず駿台偏差値で3科57以上が2回あれば、今年の基準が上がったとしても大丈夫だろうと、そこを目安に下の子には伝えてあります。


と、このブログを書いていたらちょうど塾からのお知らせで、9月からしばらく対面授業停止、とのこと。


仕方ないですよね…

でも不安だなぁ。


オプショナルの作文コースもせっかく申し込んだのですが、対面じゃなければどんな授業になるんだろう。



頑張っている受験生達がコロナに負けず、なんとか無事に2月まで過ごせますように。

雨天コールドの甲子園と三者面談


我が家は各社の新聞ジプシーなのですが、ここしばらくは毎日新聞を購読しています。

昨日、その余録を読んでいたら、


夢にまで見た甲子園は
ユニホームを重くする雨と
足にからみつく泥と
……そして
あと一回を残した無念と
挫(くじ)けなかった心の自負と
でもやっぱり
甲子園はそこにあったという思いと
多くのものをしみこませて終わった


という、作詞家、故阿久悠さんの昔の詩が紹介されていました。

これは先日の甲子園で、西東京代表の東海大菅生高が、大阪桐蔭高に降雨コールドで敗れたことを受けてです。

当日は私もリアルタイムで応援しており、なんとも無念の幕切れにしばし呆然としてしまいました。

この詩は


きみたちは
甲子園に一イニングの貸しがある
そして
青空と太陽の貸しもある


と結ばれており、筆者は、コロナで出場辞退となった高校も含め、運命の理不尽を嘆く球児達に、不運を恨むよりも「これは貸し」と胸を張ってほしい、という阿久悠さんからのエールだと、そう書かれていました。


これは、球児達はもちろん、コロナによって本来あるべき大切なものを奪われ続けている他の子供達にもあてはまるエールでは、、と、私は記事を読んでいてジーンとしてしまいました。涙

あと少し、もう少し、コロナが落ち着いたら、ってみんなもうずーっと我慢して来ているのに、この現状。


でも、運命を呪うことなく「これは貸し」と、そんな風に思いながら前進して行ってほしいです。



さて、少し前の話になりますが、夏休みに入ってから上の子と下の子の三者面談がありました。


上の子の方は、特記すべきこともなく、クラスの様子や成績について、現時点での学部希望など話してつつがなく終了。


そして中3下の子。

この時期の三者面談は受験校のイメージ( 提出書類は暫定で、第一志望私立、第二志望都立と記入しました )の確認をするくらいかな?と出かけたのですが、先生からはたくさんのお説教が待ち受けていました。


授業に参加する意欲に欠けている。
提出物で出ていないものがある。
学校で寝ている(授業中に課題等が済んだ空き時間など寝ている、総会など学校行事中に寝ている)。
定期試験の結果と比べて内申がとても低い。

もろもろ、、
ざっくり言えば、生活態度に問題あり、という話です。



昨年の先生は、まず長所から、そして改善点へとマイルドに進行したので穏やかな面談だったのですが、今年は、最初から最後まで悪い所のみの指摘で、下の子は態度も硬化し、とても感じの悪い返答をしてしまっていたと思います。


(先生)
学校の成績なんかどうでもいいと思ってない?
自分が行きたい学校は内申なんか関係ないから、1でも2でもいいと思ってるわけ?
この評価についてどう思ってるの?
(下の子)
まぁ、、35はあるからもういいんじゃないですか。

( ↑ これは模試結果+内申素点35以上必要な確約校がある、と私に言われていたからの発言と思います。)

(先生)
授業中、課題とか終わったら寝てるよね。寝てていいの?塾でも寝てるの?
(下の子)
塾の授業はおもしろいから寝ない。

(先生)
じゃあ学校で寝てるのは(自分の)授業が面白くないから寝てるんだ?
(下の子)
はぁ……まぁ。

何月何日〜をした、と先生が記録されていたもの(友人への良くない態度について。例えば、筆箱の中身をぶちまけていた、大掃除の時に友人に水?をかけていた、等)を読み上げて、
(先生)
今言ったことについてどう思う?
(下の子)
全部理由があってそうなったことなのに、断片的にしか物事を見れない人なんだなと思いました。


と、概ねこの様な会話がずっと続きました。


あーあ…

と思いながら隣でずーっと黙って聞いていた私。

下の子がこれ以上失言をする前になんとかするべきだよね、と思いつつ、なんともできませんでした。



面談中、私の出番はほとんどなかったのですが、先生と下の子のやりとりを聞いていて、中学の内申(=授業に対してのやる気、生活態度)を良くしようと頑張らずに私立3科の勉強(塾の勉強)に力を入れる、ということは、先生にとってはやはり【悪】なのだなぁ、と感じました。


確かに、内申点を得る=大人から認められる、というスキルは、本人にとって、あるいは学力よりも将来に渡って役立つ力かもしれません。

だから、そこをいいかげんにしたらダメなんだと、そういう意味で先生は厳しく指導されているのだと思います。


でも、塾で忙しい合間、定期テストもある程度頑張っていたし、モレはあったようですが提出物も本人的には気にしていた様子。いくらなんでも、


1でも2でもいいと思ってるわけ?


というのは、生徒のモチベーションを下げるだけの発言に聞こえ、とても残念に思いました。

そんな言い方をされたら、逆に何一つやる気がなくなってしまう子の方が多いのではないでしょうか。


面談の最後に、

お母さんは何かありますか?

と聞かれたので、


本人には自分側からの景色しか見えていないと思うので、先生から、周りから見るとあなたのやっている事はこう見えるんだよ、と教えていただけることはとてもありがたいです。
これからもよろしくお願いします。


と伝えました。

ちなみにこれは本音です。



今回の面談を終えて、内申に関しては、私は逆にあきらめがついた、というか肝が据わりました。


下の子とは、

どうせダメだと投げ出さずに、とにかく自分ができるだけの努力はするんだよ。
先生から言われたこと、心当たりがあるならやっぱり直さなくちゃ。

と話しましたが、本人なりに頑張って、それでも評価してもらえないのであれば、もう仕方がありません。



上の子の中1、中2時代、一緒にたくさんの都立高校を見てまわり、「ここもいいね!あそこも!」って、本当に素晴らしい学校がいくつもあったのです。

私の中で、ここはきっと下の子がすごく楽しめそう♪と、一人勝手に思い描いていた学校も実はあったのですが、、


やはり彼は都立にはご縁がないのかなぁ…。


と、ここに来てあきらめムードが漂い始めています。

親の受験・英検準一級 そのニ


コロナ感染者増加がいよいよ深刻で、得体の知れない不安を日々感じながら暮らしています。


我が家は私と主人は一度目のワクチンを終えましたが、子供達にはどうすればいいのか決めかねています。

都心に通学する上の子と受験生の下の子。

条件的には接種するべきで、ワクチンで安心したい気持ちも強いのですが、長期的な安全性等を考えてしまうとなかなか踏み出せません。



さて、私の英検準一級受験の続きです。


一次試験の次の日にリーディング&リスニングの答え合わせをすると、対策は単語に集中していたというのに、語彙セクションは結構間違いがありました。

でもなぜかニュアンス読解だった長文に救われ、リーディング正答率は75%ほど。

リスニングは80%弱くらい。

つまり、合否はあのひどい英作文次第か…と、ドキドキで発表を待ちました。


が、心配していた英作文も予想よりは高得点で一次試験は無事に通過。

なんとか規定文字数に達するため、と、とても稚拙で冗長な文章だったと思うのですが、内容的には出題の意図にそっていたからでしょうか。
採点は甘めかと思います。


そしてラッキーなことに、私の日程は一次発表から二次試験までが1ヶ月近くありましたので、この合格は無駄にできない、と二次試験対策に突入しました。


とりあえず問題集を購入。
設問だけ参考にして、自分なりの回答を考えどんどん書き出し暗記、、しなければならないのですが、これがなかなか骨の折れる作業で、一次対策の単語よりもずっと苦労しました。


Twitterで、私と同時期に準一の二次受験する方たちの勉強法を見ていたのですが、皆さんほとんどネイティブキャンプ等のオンライン英会話を使って、面接の演習をしている様でした。

私にはそういった添削の場がなかったので、自己流の答えが本当に正しいのか?一人で進める事に不安はありましたが、もうそこは仕方ないと割り切りました。


そして超緊張の中、今となっては何を喋ったのかも朧げな二次試験でしたが、結果は、無事に合格することができました。

ちなみに二次試験は受験者年齢層が上がり、一級と準一級のみの会場で私にとっては居心地がよかったです。笑



少し話がそれますが、、英検のバイブル?出る順パス単、先日9年ぶりにやっと改訂され単語の入れ替えがかなりあった様です。

準一級と一級の新版は「これでは易し過ぎる」との意見が多いようで、旧版がメルカリなどで高値になっているのを見かけました。

私は旧版のパス単ほぼ完璧で準一に臨みましたが、それでも語彙セクションでは見たことも聞いたこともない単語にいくつも出くわしたので、たしかに、あれより易しくなったパス単はどうなのかな?と思います。


その単語、思わぬ副産物として実感したのは、途中で放置してあった洋書のペーパーバック、英検後にまた読み始めたら「わ!楽!」。

語彙が少し増えるだけでもこんなに違うのか〜、と感激した出来事でした。



そして、今回英検を自分自身で受けてみて何が一番ためになったかと言うと、、


対策期間中、
勉強しなくちゃいけないと分かってはいても何をどうしたってやる気がおきずダラダラ、とか

勉強しようと机に向かった途端に睡魔に襲われお昼寝タイム、とか


あれ??
私と下の子、やってることおんなじ… 汗


根性の問題と言ってしまえばそれまでですが、やるしかないと分かっていても、気持ちと行動を結びつけるのはとても大変なことだと、それがよく分かりました。


私なんて英検一次試験の2時間だけで半泣きだったのに、下の子は毎月毎月追い立てられるように模試を受け、結果が悪ければ母親にため息つかれ、、本当キミも大変だよね、と思います。


その彼の夏休みもいよいよ後半戦。


頑張れ!受験生。

親の受験・英検準一級 その一

あっという間にオリンピックも閉幕ですね。


今日から塾の夏季集中特訓が始まる下の子、
「オリンピックって閉会式が終わった後でもまだ試合があるんだね!」

と言うので、

「ん? そんなわけないでしょ〜。なんで??」

「え、だってテレビでそう言ってたし!」

「???」


どうやら、「閉会式が終わった後もまだ選手達の熱い戦いは続きます。」という類のアナウンスを聞いてそう解釈した模様です。


この国語力………

どうしたらいいのでしょう。


なぜ模試の国語ではある程度の偏差値が取れるのか、とても不思議です。



さて、前回触れていた英検準一級の話。


上の子の学校、高入生の帰国子女率はとても高く、一般入試で入学している友人達にも帰国子女が数多くいます。
(帰国時期等の条件が合わず、一般で入って来ている。)

「 国語も数学も抜群にできるから一般でOKだよん 」な帰国子女達は、英語が大嫌いな上の子から見たら本当にうらやましい限り。

今はまだのほほんとしている上の子ですが、高3の実力テストは大学の学部選択に非常に重要で、優秀な同級生達と渡り合える力を持つには、英検準一級相応の力でやっとスタートラインに立てるかどうか?


英語やらなきゃ、と分かっていても重い腰が上がらない上の子に、
「じゃあ一緒に準一級受けようよ。ママより良いスコアで合格したらボーナス奮発しちゃうよ!」
と、二人で受けることになりました。

もう上の子は自分でバイト代も稼いでいるので、この「ボーナス作戦」もあまり効き目はないんですけどね。


そして前述の通り、図らずも私が一人先に受けることになりましたので、この経験が子供達に少しでも役立てばいいのですが、、あまり参考になれないかな。



まず準一級の長文とリスニングの難易度だけサラッと確認し、うん、まぁイケるかなと、私の対策は完全に単語一辺倒でした。(準備期間2ヶ月ほどでしたので、余裕もなかった。)

そして実際の英検ではひどい目にあいました。

私の場合は年齢的にも、試験の中身以前に集中力の維持が一番の課題だったと言うことに、当日会場で気が付いてしまったのです。

もうずっと試験など受けていないのですから、時間を計っての過去問演習にたくさんの時間を割くべきでした。


焦って解いて、ちょっとわからない問題が出てくると、あっという間に集中力がそがれて続けることが辛くなってくる。

たかが英検なのに、途中からもう本当に苦しくて、「やっぱ無理だ。帰ろう。」と投げ出そうとしたくらいです。


パス単完璧なのに、、この知らない単語達はどこから出て来るの?と、一人悶絶していた語彙セクションがやっと終わったと思ったら長文。

ふむふむ読める。けど遅い。

は? いったいいくつあるの? 時間が足りない。(英作文に30分残すつもりでした。)

後から冷静に見れば大した数でもないのですが、その場の感覚ではもうめくってもめくっても長文、ネバーエンディング長文です。

全く集中して読めず、シチリアレモンとマフィアの関係についての話が出て来れば、頭の中はゴッドファーザーのテーマが流れ、
懐かしいなぁ。そういえばアンディ・ガルシアって今何してるんだろう…?
は!英検中!

なんて具合で、もはやいかに現実から逃避しようかと脳細胞が悲鳴をあげ続けていました。


最後はニュアンス読解(←造語)で投げやりに長文を終了したものの、なんとでもなるだろうとナメていた英作文がこれまた書けないこと。

確かトピックは「大企業は社会に貢献しているか?」とか、そんな内容だったと思います。

あれこれ考えるものの上手くまとめられず、結局、中学生みたいな仕上がりになってしまいました。
あの作文、子供達にはとても見せられません。


そして精も根も尽き果てているところに勝手に始まったリスニング。

ここまで来ると「 そっか。あと少しで家に帰れるんだ… 」という一縷の望みにすがりながらひたすらマーク。

帰りたい一心で超集中していたのか、リスニングに不利と言われる一番後ろの席でしたが音声はとてもクリアに聞こえました。


最後は、
やったーーー終わったーーー!!
と叫びたいくらいの開放感で、いの一番に会場を後にしました。



それにしても、準一級ってもう少し年齢層が高いのかと思っていましたが、私が受けた教室は若い人ばかりの印象でした。
覚悟して出かけたものの、やはりかなりのアウェイ感。


そもそもは上の子と並んで受験できると思っていたのに、なんでこんな所に一人ぼっちで、こんな辛い思いして、わざわざ英検なんか受けているのだろう私。


と、非常に後ろ向きな思考にグルグルととらわれながら過ごした一次試験の2時間でした。笑



長くなってしまったので、また次回に続きます。

オリンピックと内申点と英検準一級

ごぶさたしております。


また更新をサボっている間に、いつのまにか夏になってしまいました。

そして新型コロナ感染者が急増している中、東京五輪がいよいよ開幕ですね。

もう何年前になるのか、2020年東京開催が決まった時のあのワクワク感を懐かしく思い出します。

東京オリンピックの頃はもう子供達が高校生、中学生になっているなんて信じられない。一緒に観に行きたいなぁ、って。
あのマスコットキャラクターを決める投票も小学校でありましたよね。

想像すらできなかった形でのオリンピック、きっと最後の自国開催、テレビの前でしっかり応援しようと思います。



さて、下の子はいよいよ受験生の夏休み。
塾の夏期講習も始まりました。


2年前、上の子受験生の夏は、常にタイマーで計りながら寸暇を惜しんで勉強、壁に貼った紙にその日の勉強時間を書き込んで、、と、the熱血受験生な雰囲気でした。

しかし今年は、本人筆頭にわが家全体、熱血というよりはむしろ普段より平穏な空気に包まれています。笑

まぁ、これはこれでいいのかな。


そして下の子、二学期制ですので夏前はまだ仮ですが、ため息が出るような仮評定を中学からもらって来ました。
もちろん、悪い方のため息です。

本人は「てへへ。」ってな具合で、何を感じているのやら。


6月に中学であった9教科の定期試験は、塾のアドバンス模試と特訓選抜が完全にかぶっていたので(定期試験中にアドバンスがあり、終わった次の日がT選でした)、本人はちょっとキツかったと思います。

とにかく長時間勉強ができない子なので、全てに手が回らないならT選優先で、と本人とは話していました。
(テスト前の長時間勉強ができないならば、事前からコツコツやればいいのですが、それはもっとできません。)

でもそれなりに定期テストは頑張っていたのですが、、内申になかなかつながりません。


そういえば、今年度の内申の評価基準の変更について書こうと思ったままになっていましたが、要は、下の子の評定が下がる諸悪の根源「関心・意欲・態度」の項目が、より幅を効かせる評価方法になってしまった、ということです。


授業中は常にやる気をもった態度で臨み、先生の話を聞きメモを取り発言もして、提出物は細かい文字でびっしり隙間なく完璧に、イラストでの説明なども追加し要求以上のものに仕上げる、、と上の子はおそらくやっていたのだと思います。
提出物の類もほとんどがA+、もしくはA の評価だったような記憶がありますので。

当時は、それを当たり前の様に感じてしまっていましたが、本当に頑張っていたんだね、と今更ながら思います。


でも、下の子にはそれはできません。

これはもう理屈じゃなく、どれだけそうする事にメリットがあると分かっていても、きっと彼にはそれができないだろうなぁと思うのです。


それでも、そんなに輪を乱したりハチャメチャするタイプではないし、本人もさすがに中3では自覚も芽生え、なんとか内申を上げてくるのでは?と、期待もしていたのですが、やはり苦戦を強いられそうです。


もうこのまま私立に絞って、内申も理社も捨ててしまえたらどんなに楽になるだろう( ←本人も私も )、と、悪魔の囁き?が聞こえて来ますが、まだ時期尚早ですね。

上の子の受験時はそれは考えもしませんでしたが、下の子は下の子のやり方で、彼にとってのベストとは何なのだろう、と模索中です。


また長くなってしまいました。


タイトルにある英検準一級の話。


先日の英検第一回、上の子と私で一緒に準一級を受けるつもりでした。でも、申込締切当日になって「やっぱ今回やめるわ。」と上の子がまさかの敵前逃亡。結局私一人で受験しました。
(私はその時点で既にパス単を一周まわしていたので、それがもったいないかな、と。)

で、何十年かぶりの英検。
試験当日、私にとってはもう想像を絶する苦行でした。笑


受験と関係のないネタですが、その話はまた次回に。

コロナ禍二巡目のGW


三度目の緊急事態宣言下、そして塾がずーっとお休みの恐怖のGW、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。


我が家は、上の子は最近始めたバイト三昧。お金を稼ぐ快感に目覚めたのか、給料の計算ばかり余念がありません。

バイトはかまわないけど、学校の勉強と部活を優先にしてね。勉強をおろそかにするなら、大学は奨学金でも借りて自力で行ってね。

と、一応伝えてあります。


そして家族レジャーの予定はもちろんなく、、でも、あまりに暇そうにしている下の子と一緒に、一校だけチラッと高校見学に行って来ました。

校舎内には入れませんが、一応通学経路と敷地内の雰囲気の確認だけ。

昨年度に引き続き、秋は文化祭も、説明会も、直接学校訪問できない可能性も高いですし、この先はもうあまり時間も取れなくなるかなぁ、と。


本人は「えーーーーー。行きたくない。(めんどくさい)」と明確に拒否をしたのですが、ハイ行くよーっと、お散歩さながら、首輪とリードで引っ張って行ったイメージです。

おそらく、受験するなら志望順位高めになるであろうその高校、一度も足を踏み入れないまま目指すつもりなのでしょうか。

向こうでは、私と主人であれこれ見て回っているうちに、あれ?下の子消えたぞ??、、と思ったら、日陰の階段を見つけて「もう帰りたい」オーラを発しながら座り込んでいました。

これじゃあ本当に、お散歩の途中で疲れて動かなくなるうちのワンコとおんなじ。
本当に何を考えているんだかなぁ、と思います。


でもとりあえず、一度だけでも絶対に連れて行ってあげたい、と思っていた私の方の気が済みました。

これって結局、親側の自己満足なのでしょうか。
彼のためだと本気で思ってはいるものの、、もうそこらへんが、私もよくわからないです。



そういえば下の子、塾の早慶必勝は、肝心の数学が「好きじゃない」タイプの先生だそうです。

もしかして必勝の先生が下の子のやる気スイッチに火を灯してくれるかな?と、私も期待していたので、これにはちょっとガックリ。

後期も先生のラインナップに変更はないのでしょうか?(って、まず受講資格を取らないとなのですが… )


地元校舎の先生に「必勝の数学の先生が嫌だって文句言っといた!」と下の子が言うので、笑、「それで先生はなんて言ってた?」と聞いたら、

「〇〇(下の子)と△△(Tクラスの友人)はきっとそう言うと思ってた。」
と、笑われたそうです。

なんでしょうね。やはり相性なのでしょうか。

でも、そう思われていたということは、校舎の先生はそれだけ下の子をよく理解してくれているのかな〜、なんて、解釈しています。



前回ちょっと触れた、今年度から内申の評価方法が変更になった話。
今日はそれについて(の愚痴を)書こうと思っていたのに、いつもながら余計な話で長くなってしまいました…


それはまた次回に。