高校受験 併走母のつぶやき

早慶附属高校、都立トップ高、2020年2月の高校受験に向けて → 2020年4月早慶附属高進学の上の子 & 2022年2月高校受験の下の子、の記録

クライマックス直前期

ブログに訪れていただきありがとうございます。

ごぶさたしております。

と毎回書いている気がしますが、あっという間に、この高校受験ブログも最終盤を迎えようとしております。


予測はしていたことですが、コロナのオミクロン株で、さあここから!というこの時期に、感染者数が大変なことになってしまいました。

上の子の時は、ほぼ中学校を休まず(確か本命校前後数日)受験期を乗り切りましたが、下の子は、1月の確約校から2月の受験終了まで学校をお休みすることにしました。

彼は三年間皆勤を目指していましたので苦渋の決断になりましたが、担任の先生にも「ベストな状態で受験を」と、快くご理解いただき感謝しております。



本日は、早慶前哨戦とよく言われる、埼玉の立教新座高校を受験。

英語のリスニングが結構難しいと聞いていたのですが、対策ゼロでの受験となり少し心配です。

こちらの学校、合格しても手続き金の払込みはしなくていい、と本人から言われているのですが、合格であったならやはり悩んでしまいますね。
(だったら受けなくていいのでは?という話し合いも何度もしたのですが、塾からの勧めなのか?本人の希望で受験しました。)



少し遡りますが、、1月の埼玉、栄東高校では、確約の通りA特待(一年間学費無料)で合格をいただきました。

その後、特待生選抜にも挑戦しましたが、結局選抜での得点も確約と同じ、A特待という結果でした。

でも、家で黙々と勉強するよりも、特待生選抜を受けることでリフレッシュできたでしょうし、点数開示もありましたので、本命に向けて見直すべき課題も少し見えたり、こちらも受験してよかったと思っています。

栄東の相談会では、この駿台の成績なら特待生選抜でS特待が取れると思いますよ、と先生がおっしゃっていましたが(セールストーク?笑)、あと少し得点できていたなら、なんと百万円以上も金額に差が出るのですから、AとSの間の壁は思った以上に厚いのかな?なんて考えています。



1月中は、郵送の願書提出を終えるまでずっと落ち着きませんでした。

上の子の受験時にも痛感しましたが、慶應系はどこも願書の記入にとても時間を取られます。WEB出願になりましたので、失敗してもプリントアウトして書き直せる、という点は2年前より気が楽になりましたが、本当に何通も何通も書き直しをしました。

慶應の男子は一般でも二次で面接がありますので、聞いてほしいことをチラつかせながら記入するよう、下の子と一緒に内容を考えました。

国語力がない下の子。咄嗟の判断で気の利いた返答などできませんし、思いもよらぬ質問をされる前に、願書の内容の質問だけで時間切れになってほしい、、と願っているのですが、なかなかそうもいかないかな…
いや、その前に二次まで進まないといけません。笑

大らかでアバウトな校風かと思えば、こうした入学願書でのこだわりも見られたり、そこらへん全て含めて学校のカラーなのでしょうね。

早稲田系は出願に手間要らずで、本当に助かります。



そして、長かったのか短かったのか、三年間の早稲アカ生活ももう終わりを迎えます。


二年前、上の子の早慶初戦となった早大本庄受験日。各塾の応援を通り抜けた先、早稲田大学正門前に陣取った早稲アカの巨大応援団にびっくりしたものです。
「す…、すごいねこれ、、」と。
なんと言えばいいのか、まぁ、圧巻の眺めでした。


上の子は個人塾に通っていましたのでもちろん応援団はいませんでしたし、本人もそれは淡々と受け止めている様子でした。(心の底から気にしていなかったのかは、よくわかりません。)

「わかってるだろうけど、応援なんて合否になんの関係もないよ。それより、こんなにたくさんの応援団が集まるほどすごい高校を自分は受験するんだ!って前向きに。いってらっしゃい♪」

と私も、全く意に介さない体で上の子を送り出しながらも、

(二年後の下の子は、ああやって直前に先生達から激励してもらえるのだなぁ。)

とひそかに安心する気持ちもあったのです。

でも今年も、昨年に引き続き応援団なしの受験会場となります。
もしかしたら、コロナを機に大手塾の応援がこのままなくなった方が、全ての受験生にとってフェアなのかもしれませんね。


中3夏季合宿もなく、最後の早慶必勝も全員zoom受講、当日の入試応援もなく、合格発表も全てネット。
最後まで寂しく終わってしまう早稲アカ生活 with コロナですが、まぁそれも本年度受験生の運命なのでしょう。



大変な時には、
「かえってよかった。これはおもしろいことになってきた。」
そう考えることが大切だ、と、上の子が高校受験時代、塾の先生からそう言われていました。

とにかく勉強量が少なく、なかなか受験に対する自覚が芽生えなかった下の子の高校受験では、この言葉に私が大変助けられました。


2年前、今でも覚えている上の子本命校の受験番号。掲示板を見に行った上の子が、「受かってたよ!」と戻ってきたあの光景がまだ頭に焼き付いています。

下の子にはどんな結果が待っているのか。
彼にとって一番ベストな選択だったな、となりますように。


本年度高校受験生の同志の皆様、とにかく最後まで、無事健康に乗り切りましょう。

そして皆それぞれの、素敵な桜が咲きますよう。