高校受験 併走母のつぶやき

早慶附属高校、都立トップ高、2020年2月の高校受験に向けて → 2020年4月早慶附属高進学の上の子 & 2022年2月高校受験の下の子、の記録

サバイバル クッキング



以前からチラチラと耳にしていた9月新学期論が、本格的に騒がれ始めましたね。



9月新学期に向けて全ての体制をあと4ヶ月で整えるなんて絶対に不可能だと思っていましたが、逆に言えば、いつかは海外と足並みを揃え9月新学期に変更するべき、という前提であるならば、この機に乗じて突き進むしかもう金輪際変更できる機会は訪れないのかもしれません。


見切り発車的に開始すれば、混乱に次ぐ混乱で、結局は子供達にもしわ寄せが来るのが心配されますが、これほど大きな改革は、痛みなしにはとても成立しないでしょう。



我が家の都合だけでつぶやくなら(本人達の希望も含めて)、まだ入学式もできていない新高1上の子を考えれば9月仕切り直し案は賛成、公立中で受験学年でもなく電車通学もない新中2下の子を考えれば反対、、でしょうか。


とは言っても、9月新学期にしたところで満員電車で普通に通学できる状態になっているのか?はなはだ疑問です。


そしてどちらにしても、子供達が9月までずーーーっと在宅?と考えると、頭がクラクラしてきます。



絶対になくならないもの、なんて存在しないのかもしれませんが、ずっと昔から当たり前だった「桜の季節の別れと出会い」が「真夏」に変わってしまうことなど、本当にあり得るのでしょうか。




そういえばアベノマスク、我が家にも到着しました。


分かってはいましたがとても小さめの布マスクです。笑

下の子が、塾のオンライン授業を受ける際になぜかマスクをして受講したがるので、その時にこれを使えばいいと勧めています。



紙製の使い捨てマスクは、相変わらずなかなか買い足せない貴重なものなので、


 オンライン授業とか必要ない時にマスクを付けるのはやめて!


と言っていたのですが、


 だって付けてる子たくさんいるもん。


 え、ほんとに??



授業中の様子を見せてもらうと、本当に何人もマスク姿で映っていて笑ってしまいました。

先生は塾にいるのでマスク姿なのは分かるのですが。

子供達は顔がバッチリ映るのが恥ずかしいのか、、多分オンライン授業に慣れればしなくなるのかな??




そして私はと言えば、いつかのブログに書いた「ふぬけの母」再び、という感じで、毎日仕事で忙しい主人には申し訳ない話ですが、自粛疲れが表面化しています。笑



私は非正規の事務の仕事をしていましたが、上の子の受験前に退職しました。


もろもろ事情もあったのですが、一番は、残りの受験生生活を後悔のないようサポートしたいと思ったのです。


塾の送迎や持参する軽食作り、学校と塾の間のわずかな仮眠で寝過ごさない様に気を付けたり、勉強中つい眠り込んでしまった時のために自分も夜中まで起きていたり、、生活面のささいなことばかりですが、仕事をしていると協力できない部分もかなり出てくるため、辞めてよかったと今でも思っています。


塾帰りの車の中で、その日の出来事や先生の雑談など上の子の話を毎日楽しみに聞き、あと少し!頑張ろうね!!と受験に向けて充実していた日々。


あれがほんの数ヶ月前の出来事とは、、あの時、誰がこんな未来を想像したでしょう。



受験後すぐに仕事探しをする予定でしたがコロナ禍で延期になり、買物以外の外出自粛、今日も明日も明後日もカレンダーに予定がないという、子供達と3人で大海原に放り出されたような毎日。


最初の頃は、せっかくの時間を有効に使うべく、家の断捨離に精を出したり、寄せ植えなど楽しんだり、読書三昧だったり、、でもここのところあまりの先行き不透明さに心にまったく余裕がありません。

(そういえば、ボードゲーム大会熱もすっかり下火に。笑)



しかし、母はふぬけでも子供達は意外にたくましく、


下の子は、お決まりの朝寝坊、ゲーム、動画、LINE、などなど、毎日明るくタラタラしています。

本人、勉強にはもちろん危機感などありません。かろうじて受けている塾のオンライン授業だけが命綱のような存在。


上の子は、本来は私など比にならない程の本の虫なのですが、最近は読書する姿も見かけなく、代わりになのか?家の買い物含め一人でせっせと買い出しに行き、レシピを見ながら食事やらお菓子やらを毎日作ってくれます。

(高校での新生活のために購入したはずのiPhoneが、ここで大活躍とは)


母が頼りないせいで、サバイバー魂に火がついたのでしょうか。上の子はもはや私などいなくても生きていけそうです。笑

こういうことも、平時には見えてこない姿なのでしょうね。



上の子、昨日は、ディズニーリゾートからレシピが公開された、というチュロス作りをしていました。


暇を持て余している下の子も途中から参戦し、キッチンで二人わいわいガヤガヤ。まぁこれもコロナ禍がなければ見られなかった微笑ましい光景です。


ちなみに、出来上がったチュロスは現地で食べるものより本当にずっと美味しくて♪

公式レシピのディズニーチュロス、おすすめです。



そして我が家だけでなく、皆がstay homeしている影響でお菓子作りの材料や餃子の皮など売り切れ続出、とテレビで見ました。



人間、最後に残るのはやはり「食」なのでしょうね。