リスニング珍道中 母の誤解編
今朝のこと、
「ママ!!7時55分!!」
と、下の子の緊迫した声に起こされました。
ハッ!!!
ガバッッと起き、ベッドから超ダッシュでキッチンに向かいながら、上の子の部屋に向かって「ママ寝坊しちゃった!!起きてーー!!!」と叫ぶ、、
冷凍ご飯をレンジにセットし、フライパンを火にかけ、、、と、私のあわてふためいた一連の動きを眺めながら、
「ホームアローンみたい!」
と、下の子はニヤニヤ笑い、あの、映画で寝坊した時のBGMを歌っていました。
確かに、まるでホームアローンの朝の光景。笑
(ちょうどホームアローンを見たくなる季節ですね。1から3までそれぞれの良さがあり、私も子供達も大好きな映画です。)
最近、上の子が夜更かしをするのに合わせて起きていることが多いので、私も非常に寝不足気味で、、、って、これは言い訳ですね。
でも、もうそれもあと2ヶ月です。
さて、先日ちょうどリスニングについてのブログを書いたばかりだったのですが、昨日、タイムリーな出来事がありました。
昨夜、上の子がリスニング練習(シャドーイングもどき)をしていた時のことです。
(そういえば、教材はやっと準2級にうつりました。笑)
相変わらず、英文の聞き取りから1テンポ遅れて、あまり正確ではないシャドーイングを繰り返してる上の子。
よせばいいのに、私もまた横からつい、ちょっかいを出してしまいます。
- どうして必ず、聞いた後に一呼吸置いてから言い始めるの??
- 耳に入ったのと同時に口も動かさないと〜、だから正確に言えないんだよ。
- 英語はリズムだよリズム。もっと聞いたまま繰り返して。
すると、今まで言われっぱなしだった上の子がたまりかねたように、
⚫︎ 英文の意味は全部把握できている。
⚫︎ だから試験では問題ないはず。
⚫︎ でも長い文章だと、言う時に、つい混乱して違う単語が混ざったりするだけ。
⚫︎ とにかく、自分は聞いた英文を最初に全部日本語に変換し、それを記憶して思い出しながら英語にしている。
⚫︎ だから言い始めるまで少し間が空くのはどうにもできない!!
との内容を、主張をしてきました。
- ………え? 聞いて最初に全部日本語訳してから、それを英語にしてるの!?
- そう!!
- ………………。
はぁ、、、
なーーるほどね…
謎がとけた。そういう段階を経て発声された英文だったのか。
シャドーイングって、まず聞いたまま英語を発声、、しながら、同時に意味を取って行きますよね。
結果的にはリスニング力UPにつながるのでしょうが、まずは「意味」よりも「音」に集中しなければなりません。
でも、上の子の頭の中では、全く逆の作業が行われていたわけです。
英文を聞く
→ 最初に文全体を頭の中で完全に日本語に変換して記憶
→ 更に逆変換して英語に戻す
→ 発声
つまり、リスニングでもなく、シャドーイングでもなく、もはやこれは
『リスニング、からの英作文』、、
衝撃です。
確かに
聞いてすぐに繰り返さず、こんなに経ってからよく文章が最後まで再現できるよなぁ?
とか、
流れた英文とは大分違うんだけど、意味としては合ってるんだよね。
という場合も多かったのです。
正解の日本語を持っている状態で英作文していたのなら、、合点がいくことばかり。
うーーーーん、、、
どうしたものか。
これはこれで、もういい気もしてきた…
この受験の土壇場で、シャドーイングとはなんぞや?と、本来の方法を追求していても、もう仕方ない気がします。
少なくとも現状、Vもぎ程度のリスニング試験ならば、ほぼ満点を取ってくるのです。
シャドーイングの拙さだけで判断すると、それも不思議だったんですよね。
なぜ聞き取りがあんな状態なのに、模試では正解できるのだろう?と。
私立難関校のリスニングは格段に難しくなるので、またそちらで通用するのかは別の話ですが、、
リスニング練習、すぐ横で大分余計な邪魔をしてきました。
(前回のブログでもひどい事を書いています…)
あんなに文句を言ってしまって、、
本人、思いもよらぬやり方?で一生懸命やっていたのだと思います。
ほんと、いろんな事にいろんな理由があるものだなぁ、、と、また日々反省の母です。