高校受験 併走母のつぶやき

早慶附属高校、都立トップ高、2020年2月の高校受験に向けて → 2020年4月早慶附属高進学の上の子 & 2022年2月高校受験の下の子、の記録

令和2年度 都立一般入試



今日は都立一般入試の日でした。



我が家の高校受験も、推薦から始まって都立一般まで長引く可能性もあるだろうと心構えをしていましたので、こうして何もなく都立入試の日を迎えるのは不思議な気分です。


やっと解放された受験生達、しばらくは羽を伸ばして、我慢してきたことをいろいろ楽しんでほしいですね。



さて、前回のブログで高校受験終了、と言っていた上の子ですが、実は私だけは往生際が悪く合格発表から数日間は、このまま都立受験を捨ててしまって本当にいいのだろうか、、と悩んでいました。


第一志望合格が確定するまではそれを心から願っていたのに、我ながら勝手なものです。


推薦で決まればそのまま何の疑問も持たずに進学できたのでしょうが、一般入試にもつれ込んだことで、「都立から大学入試」という選択肢がまた目の前にチラついてきてしまいました。



理社の対策も続けてきましたし、過去問や模試の状況から、そして素内申43を加味しても、贔屓目でなく出願した都立の合格可能性はかなり高いだろうと思っていました。


ただ都立ですので、合格をいただいてから悩むことは許されず、受験するなら進学の意思を固めてからになります。



上の子に聞くべきかと迷いながらも、やはり聞かずにはいられず、


あのね。

今さらなんだけど、、でもやっぱりもう一度ちゃんと確認するべきだから聞くんだけど、、ほんとにもう都立は受けなくていい?

都立に行けば国公立も目指せるし、いろんな可能性は広がると思う。ただ、当たり前だけど勉強第一の高校生活になるし、もちろん大学受験に失敗するリスクもあるわけで、、、


と、私が話し始めると、上の子は迷いもなくピシャッと、


もう都立は受けない。

だって行く学校は一つしか選べないんだよ。そんなこと言いだしたら、あんなに考えて第一志望を決めた意味がないじゃん。


と、答えました。



本当にその通りです。私はいったい何を一人で迷走していたのでしょう。


でも、本人にそうはっきり否定してもらい私の中でもふんぎりがついたので、聞いてよかったと思います。



そういえば、中学校に第一志望合格を伝えると、都立の受験票を中学側にすぐ返却するように、と何度も言われたそうです。


やはり都立の場合は、進学意思のない受験を危惧されているのでしょうか。(よく耳にする、合格実績を稼ぐために塾から都立の受験を頼まれる、って本当にあるのでしょうか。上の子の塾は、まったくそう言った話とは無縁でした。)


日比谷高校などトップ高でも昨年度まさかの2次募集になりましたので、中学校側も神経質になっているかもしれませんね。


以前聞いた日比谷高校の校長先生の講演では、

「必ず第一志望の子に受けてもらいたいんです。1次でギリギリで落とされる子だっているのに、2次募集などしたくないんです。」と、おっしゃっていました。


都立高校の場合、余分に取れる合格者の人数に規則があり、辞退者を見越してあまり多めに合格を出すことはできないそうで、、


日比谷に限らずですが、第一志望で頑張ってきた子達がなるべく報われる入試になってほしいですね。



この先は卒業式そして入学式シーズンと進んでいきますが、新型コロナウィルス、パンデミックとなりつつある現状がとても心配です。


マスクやアルコール除菌剤も相変わらずあまり流通していない様子ですが、、なんとか収束の方向に向かいますように。