高校受験 併走母のつぶやき

早慶附属高校、都立トップ高、2020年2月の高校受験に向けて → 2020年4月早慶附属高進学の上の子 & 2022年2月高校受験の下の子、の記録

併願優遇 その2

併願優遇についての話、続き編です。

東京では、内申点による併願優遇を高校側にお願いしたい場合は、個人で足を運ばなくても、中学を通して12月にお願いすることができます。

我が家はその制度は利用せず、埼玉ともう一校、都内の高校にも個別相談に行きました。そちらは、中学を通さず個人で模試の成績を持参した場合、偏差値によっては内申で押さえるよりも上位クラスでのお約束がもらえます。

受験の時、公立中学の先生が一番嫌がるのは、最後の都立合格発表の後にまだ行き先が決まっていない生徒がいる、ということだと思います。


逆に言えば、併願優遇でほぼ確実に進学先を押さえておけぼ、あとは好きな学校を受けられるので、必ず一校は確保しておきたいところです。

(好きな学校と言っても、内申点とあまりに釣り合わない都立高校はアウトだったり、学校内で行われる外部模試的な試験の結果は一応考慮している様子。)



併願優遇の学校からは行きたい所が一つも見つからない。


上位層の生徒はみんなそう言います。


我が家も同じでした。


でもそこは、黙っていてもガンガン生徒が集まってくる一流校と比べていたららちがあきません。

他が全てダメだった場合、潔くお世話になるしかないのです。


我が家が併願優遇を検討した学校は4校。


【都内】

K高校 併願優遇してもらうと後は都立しか受験できない→他の私立は受けられない。しかも受験日が2/10一択。

なんという強気の条件設定なのでしょう。これでは最上位層からのおこぼれにはあずかれないはず、、

この学校は中学がなく全員高校から一斉スタートなので、条件さえ合えば、ここが一番の候補でした。


S高校

内申での優遇は9科41以上。更に上のクラスを希望するなら、模試は確かV模擬69以上か駿台55?以上を2回分、が基準だったかと。試験日数回あり選べる。


H高校

偏差値的にはS高校より少し下に位置する高校。特待認定を内申でもらえる、5科25でS特待。試験日数回あり選べる。


【埼玉】

S高校

4校の中では大学進学実績は一番いい。埼玉なので入試相談は学校通さず、個人で行くのみ。条件は、確かV模擬70以上か駿台53以上が2回分必要。上のクラスなら駿台55以上が2回分必要なようです。もちろん一番遠い。試験日は1月。

本人は、遠くても全部落ちたらここに行きたい、と言っている。母的には、偏差値が少し低くても都内の高校でいいんじゃない?との思いもあり。


いったいどこに個別相談に行くべきなのか?


結局、見学時のなんとなくの雰囲気と、下の中学のレベル(どれくらいの層の子達と合流することになるのか)、あとは進学実績を見るしかありませんでした。


とりあえず今回相談に行った2校では無事にお約束をいただけたので、出願時に2校から1校にしぼるのか、またあと少しの期間で考えなければ。。


一応合格は確保したいけどご縁はありませんように、と願うなんて、とても傲慢なことですよね。


本当に通うことになれば、感謝して通わせていただきます。


でもやっぱり、できればご縁がありませんように、と願ってしまう母なのでした。